正規大学留学の奨学金
今年のSt.Patrick's Dayのパレードがコロナウィルスの影響で中止になってしまいました。。
去年ダブリンで見たし、今年は行かなくていいかなーと思っていたのですが、やっぱり無いとなると残念です。
人が集まるから感染拡大防止策としては賢明な判断ですよね。
去年のダブリンの様子ですが、パレード待ちから既にぎゅうぎゅうです。
私の大学も手洗いの呼びかけ等していますが、現時点では講義は通常通りに行う予定だというメールがきていました。
早く落ち着いてほしいです。
そして今回は、ようやくまとめることが出来ました。奨学金についてです。
数ヶ月前にある読者さんにメールを頂いて、私が支援していただいている奨学金の審査を受けられるということで、微力ながら私の経験談を個人的にシェアしていました。
今回その読者さんの経験談も少し教えていただいたので(ありがとうございました☺︎)、まとめておこうと思います。
(ずーっと)前にも触れたことはあるのですが、私は
日本学生支援機構 JASSO の海外留学支援制度(学部学位取得型)
の奨学金を利用して留学しています。
この奨学金の概要は、
私もHP確認してますが、既に私が受けた頃(2018年)から変更になっている条件もあるので、最新の情報はしっかり確認してください。
この奨学金は学位を取るための正規留学生を対象としているので、交換留学生や日本の大学を休学しての留学生は対象外です(そういう方はトビタテの奨学金がありますね)。
給付型の為返済の必要はありません。
留学期間は原則4年。私もファウンデーションコース1年+学部3年の4年間です。
ファウンデーションコースもそのあとの学部への入学許可が出ている状態であれば、支援期間として含まれます。
授業料は実費額支給で、年度あたり250万円の上限はありますが、アイルランドの大学であれば大体€13000~15000ぐらい(大学・学部にもよりますが) なので、全額カバー出来ます。
学費は自分で支払ってからJASSOに申請をして、後から日本の登録講座に振り込まれるシステムです。
そして月々の奨学金の金額は5万9000円〜11万8000円となっていて、留学する国・地域によって違います(物価の関係ですね)。
私は8万8000円/月の奨学金を毎月頂いています。(毎月の学習報告や学期末報告などをJASSOに提出しています)
基本的にこの月々の奨学金は寮費に回しています。
残りも取っておいて、外国人登録の残高証明が必要なタイミングでアイルランドに送金したり(生活費として使ってます)、学費の支払いの足しにしたりしています。
語学レベルの条件もありますが、海外大学に出願するレベルの方であれば大体持っている(べき)なスコアなので大丈夫かと思います、、
もちろん英語圏外への留学でも出願可能で、その際は各言語のスコアが必要になります(詳しくは募集要項へ)。
採用人数は毎年45名となっていて、年々倍率上がってるみたいです。。
私が受けた時はまだ制度が始まって2年目とかだったので、2.4倍ぐらいの倍率だったのですが、今年は4.6倍だったみたいです。(HPにプレスリリースが出てます。)
私が選考を受けた頃は、国内のインターナショナルスクールや国際バカロレアの高校に通っている生徒は対象外だったんですけど、今は応募できるようになっています。
そりゃ倍率上がりますよね汗
普通の公立高校出身の私的には、インター系の高校生と枠争うのって結構怖いかもしれない。。
選考の過程は、
- 事前登録(オンライン)
- 書類審査
- 面接(書類審査合格者のみ)
事前登録は毎年9月に開始しています。この登録を逃すと応募出来ないのでウェブサイト要チェックです。
そして、一次審査に向けて書類を用意します。締め切りは大体11月半ばですかね。
学校からの推薦状や成績表であったり、規定のフォーマットに留学先大学の情報を入力したり、テーマに沿った小論文を書いたりします。
留学先の大学のHPから該当箇所を探して、日本語訳して… と結構時間かかるので余裕を持って準備することをお勧めします。
そして、小論文。私が読者さんから最初にご質問いただいたのもこれに関してでした。
A4サイズ1ページ以内で書きます。HPから作成例が見れるので興味があったらぜひ。
テーマは
- 留学の志望理由(日本語と留学先言語)
- 留学計画(日本語と留学先言語)
- 卒業後の進路計画(日本語と留学先言語)
- 日本社会への貢献(日本語)
- 自己PR(日本語)
私が出願した時からテーマは変わっていないようですが、これもまた最新情報チェックしてくださいねー。
大学で長ーーいエッセイを書かされている今見てみると1ページってすごく短く感じるのですが、高校生の頃は何書こうかとっても悩みました。日本の大学の受験対策などで小論文を書く練習していれば良かったのかもしれませんが、私は全く小論文書いたことなかったです涙
しかもテーマによっては英語バージョンも必要(各言語1ページづつです)。
そんな私が作成時に気をつけたことなどは長くなるので次に書きます。
この記事ではとりあえず審査の過程だけ説明しちゃいますね。
無事に書類審査に合格すると、1~2月頃に面接があります。
私、地方住みの為日帰りで飛行機乗って東京に行きました。迷子にならなくて良かったです。。帰りの飛行機で死んだみたいに爆睡してたのすごい覚えてます笑
そんなことは覚えてるのに肝心の面接は記憶が若干薄れてるんですけど、今回審査を受けられた読者さんにもどんな様子だったのかお聞きしたのでそちらも参考にさせていただきます。本当にありがとうございます!私もちゃんと記録すれば良かったと2年経ってから思いました涙
面接は、英語でのスピーチから始まります。制限時間は90秒。
自己紹介、志望理由などを話しました。
面接官は3〜4人で、横にも数人の方が座っていて記録をしていました。
基本的には留学のプランや書類審査で書いた小論文の内容に関係した質問を受けました。
どこまでネタバレしていいかちょっと分からないので、もっと詳しく知りたい方はメール等でお願いします(ーー;)
今は採用者を対象に出発前の壮行会とやらを開催しているみたいです。
私の頃は無かったので結構羨ましいです(トビタテが壮行会開いていて、いいなーと思ってました)。
アイルランドの大学に留学するときに利用できる奨学金ってかなり限られていて、
ただでさえ正規大学留学の奨学金は少ないのに、アメリカやカナダなど国が限定されていることもあります。
私が奨学金を探していた頃も、アイルランドはマイナーで日本人留学生少ないので、大使館のHP見ても「現在募集は行なっておりません。」っていう状態でした。
他に私が検討したのはIELTS奨学金です。(結局エントリーしませんでしたが)
採用人数が少ないので倍率も高そうですよね。
そして、アイルランドの大学留学生に朗報です!
アイルランド政府がEU圏外出身の留学生を対象とした奨学金の募集をしています。
こちらも競争率は高そうですが、合計60名を採用する予定だそうです。
Undergraduateの最終学年又はtaught master's degree / research programmeの1年間を対象としていて、1万ユーロの奨学金+授業料と登録料の免除です。
3月25日(アイルランド時間)締め切りなのでお急ぎください!(もっと早く記事アップできれば良かったんですけど時間掛かっちゃってすいません汗)
リンク貼っておきます↓
奨学金の存在は大きくて、これが無かったら私は留学できてないと思うので、有難いの一言に尽きます。
絶対逃したくなかったので前もってリサーチして、これに応募したいんです!!!って高校の先生に言いまくってました笑
長くなるのでまた次回に続きます…
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