部屋探しのポイント【アイルランド留学】
新しい部屋に引っ越して1ヶ月ほどが経ちましたが、今回の部屋探しで引越し先に個人的に求めていた条件をアイルランドのお部屋事情と一緒に紹介します!
大学の寮は契約が超安全だけどルームメイトは運試しというようなデメリットもあって、ホームステイもエージェントがマッチングするので自分にはほぼ選択権が無かったのですが、今回は慎重にいくつかの内見に行ってみてから決めました。
アイルランドでの部屋探し
まず、アイルランドでの部屋探し事情ですが、街にもよると思います。。
私の場合はわざとダブリンを居住地から外してキルデア県という田舎チョイスで暮らしていて、キルデア県の中でもメイヌースという学生街に住んでいるので、実際そこまで部屋探しに苦戦しませんでした。
ただし、時期的に新年度に向けて新しい入居者を募集している部屋が多くラッキーだったものの、普段はダブリンと比べると圧倒的に選択肢が少ないです。
おそらくダブリンのシティセンターに住みたいとなると事情は変わってくると思います。
しかし、田舎でも都会でも、部屋探しに共通しているコツはスピード勝負という点だと思います。
物件探しに使えるサイト
では実際に物件を探したい時、どうやって見つけることができるのかいくつか代表的なサイトを紹介します。
Daft.ie
まず1番最初に見るべきはDaftだと思います。
代表的なサイトなので掲載数も多いです。私も今回はDaftで見つけた物件をいくつか内見に行って決めました。
Rent.ie
MyHome.ie
こんな感じで正直似たようなサイトはたくさんありますが、掲載されている物件は被っていることも多いですし、大家さん側も載せるならとりあえずDaftかなっていうぐらいにDaftの知名度が高いので他のサイトは参考程度にしていました。
MixB
アイルランド在住日本人向けのコミュニティサイト、MixBも覗いてみると良いと思います。日本人の方が帰国する際に空いた部屋を紹介したりもしている印象です。
ただ、MixBはダブリンの物件がほとんどなので私のようなダブリンから離れた町での部屋探しにはあまり役立たないという点があります。私はダブリンの家賃の相場等を見ながら、これぐらい払ってこれぐらいの立地・広さの部屋に住めるんだな〜ぐらいの参考にしていました。
大学の学生向けポータルサイト
私が今回Daftの次に活用率が高かったのは、大学の学生だけが見ることができる部屋探しのポータルサイトです。
大学のメールアドレスを使ってアカウントを作ってアクセスすることができるサイトで、一般のサイトはもちろん社会人も対象ですが、大学のポータルは学生を対象として入居者を募集しているので入居期間等がアカデミックイヤーを基準にしていて探しやすいです。
ただ私の大学は基本的に大学内で予約できる期間の優先順位が決まっていて、新入生(学部)→交換留学生→新入生(大学院)→在校生(私)…みたいな感じなので私はもう後からしかチャンスが回ってきません。。
今回も大学のポータルでもいくつか良さげな物件を見つけていたのですが、在校生のターンが来るまでに掲載が終了していたので、おそらく新入生や留学生に取られてしまったんだと思います。
部屋探しのコツ
スピード命
最初にも書きましたが、とにかく気になる物件には即メールを送ってビューイングのアポを取ることをおすすめします!
なんと言ってもメール等の返事が遅いので、数日しても返答が無い場合は再度送ったり、時間があれば電話を掛けてしまうのが手っ取り早いです。
私的にはメールの返信が早い大家さんはちゃんとした性格の人かな〜なんて思いましたし、自分も早く返信して信頼感をアピールしようと心がけていました笑
サイトに載せると本当にたくさんのメールが届くらしく、大家さんも合間を縫って内見させてくれるので思い立ったらすぐ行動するのが大事です。
大家さんは、すべての希望者が内見を終えてから入居者を決めたいと言うことがほとんどだと思います。
今回入居した部屋で私もそう言われていたのですが、それを了承した上で、他の物件を見てみてからやはりそこに住みたいなと思ったので大家さんが内見が終わると言っていた日にちの数日前に再度メールでぜひ入居したいと連絡しました。すると、大家さんに「最終的に決めるのは内見終了後だけど、現段階であなたともう一人で迷っているから、もう少しあなた自身について教えて欲しい」との返答を貰って大手をかけました。
(ちなみに私が内見に行った時期はソーシャルディスタンスの為握手なしね〜みたいな感じでした笑)
自分について知ってもらう
内見のアポを取るメールで自分についてしっかり説明するのも大切です。
どこで働いています、何が趣味です…どんな人なのかは大家さんも知りたがります。
渡航して間も無いのであれば、どんな目的で留学しています等、なんでも言ってみると良いですよね。
学生の場合は「○○大学の○年生です」はパワーワードだと思います。
私の場合は大学の近くで部屋を探していたので、地元の人にそう言うと「あ〜大学生ね^^」と言う感じで結構良い反応をして貰えました。
ただし私は同時に''パリピではありません''アピールもしました!!
学生だとパーティーや掃除に関して不安を覚える大家さんも多いので、どちらかと言うと家でのんびり過ごすタイプで〜と一言付け加えておきました笑
契約条件等をメールでやりとりする
不動産会社などを通さずに直接大家さんと契約を結ぶ場合に多いのが書面の契約書が無いパターンです。
自分で契約書を作成するのはちょっと面倒だし気が引けるかなと思ってしまいますよね汗
内見で詳しい契約の条件について話したとしても、確認としてでいいのでメールで質問をして、はっきりとした回答を手元に残しておくのがトラブル回避に役立つと思います。
部屋のタイプ
アイルランドでとってもメジャーなのはシェアハウスです。
普通のアイリッシュの社会人や学生でもシェアハウスで暮らすのが一般的で、日本のように一人暮らしでアパートを借りると家賃が跳ね上がると思います汗
留学生でも学生寮orホームステイorシェアハウスという選択肢だと思います。
そしてシェアハウスでも大きく2つのタイプがあります。
それは大家さんが住んでいるかどうかです。
大家さんが住んでいないお家は、普通に数人の入居者達のみで暮らし、大家さんとは契約時や緊急時に連絡を取るようなスタイルです。
大家さんが住んでいる、owner occupied の部屋は、日本では珍しいですがアイルランドではよくあるんです。
例えば、大家さんが住んでいる一軒家の空いている部屋に入居するようなスタイルで、キッチンやリビングは大家さんも一緒に使います。(たまに玄関だけ共有で1階に大家さん、2階に入居者が住むというようなお家もあります)
どちらもメリットデメリットはあるので、人によっては大家さんが居ると煩わしいよと言う人もいれば、大家さんがいた方が安心だという人もいます。自分の性格やどんな生活がしたいかにもよると思います。
私の部屋探しの条件
ここで、今回私が部屋探しをした時に課していた条件を紹介します。
1. 犬が居る家。すなわちowner occupied
はい、犬と暮らしたかったんです。
日本の実家で犬を飼っているのですが、癒しが欲しくて…それが今回の引越しの最大の条件だったので、「犬が居ます」という物件を中心に内見申し込んでいました笑
そしてもちろん新居にも2匹のわんちゃんがいます!
もし動物が好きで、しかも人見知りな方であれば、ペットがいるお家はおすすめです!
私は一番最初にお世話になったホストファミリーも犬を飼っていたのですが、ペットの話題がアイスブレイクになって大家さんやホストファミリーと打ち解け易くなります。
私も人見知りなのでよく大家さんの犬と喋って大家さんと話してますよ笑
2. 居住人数が少なめな家
学生向けのシェアハウスだと特に多いのですが、1つの家に5〜6人程で生活するパターンがよくあります。
これは学生寮でも同じぐらいの人数ですが、寮と違うのはシャワーの数だと思います。
私の大学の場合は、5〜6人のアパートだとシェアのバスルームが2つ付いています。
でもシェアハウスだと同じ人数でもシャワーは1つというお家も多いんです。(少し家賃を多く払ってバスルーム付きの部屋に住むオプションがある物件も中にはありますが)
私の友達が以前住んでいた家は6人で1つのシャワーを使っていて、毎朝バスルームの争奪戦が起きていました。。
私は大学の寮にいた頃も一番人数が少ない3人のアパートを選んで住んでいたのですが、今回の新居も私入れて3人しか住んでいない小さいお家です。
3. ハウスメイトが学生
私の場合は同じ大学生が住む物件を中心に探していました。これはそこまで優先順位が高かったわけでは無いのですが、せっかく大学の近くに住むなら社会人よりは学生の方がいいかな〜と思っていました。
誰とシェアするかは大事なポイントなので内見に行った時などにでも他にどんな人が住んでいるのか聞いてみる方が良いと思います。
4. アイリッシュ率高め
前に記事にも書きましたが、私がここで送りたい生活はアイルランドのライフスタイルなのです。
が、寮に居るとみんながそれぞれの国の生活を送るので留学生とシェアすると、一体どこに留学しているのかよく分からない現象が起きて、私的にはそれが正直嫌でした。
ということで、言語面と生活面の両方でアイリッシュの方と暮らすべきだろうと思い、大家さんがアイリッシュの方のお家にしました。ちなみにもう一人のハウスメイトも同じ大学に通うアイリッシュの男の子なので、このお家で外国人は私だけです。
これはもう英語を話すしかない環境で、作戦成功ですね。
5. 徒歩通学可能
もう少しダブリンに近い位置に住んでバス通学をしようかも迷ったのですが、結局徒歩圏内が一番楽だなということで落ち着きました。
元々静かなエリアに住めるということでメイヌースの大学に進学していますし、バス通学は時間がルーズで余計なストレスですね笑
そしてコロナもあるので今はやはり大学の近くに住んで歩いて通学しようと思います。
6. 大家さんの信頼感
これは本当に大事ですよね。
メールの対応もそうですが、その他諸々の対応があまり適当すぎても困りますし、几帳面すぎてハウスルールが厳しくても大変なので。
私の友達で、コロナでロックダウンしていた間に知り合いの家に泊めて貰っていて、家賃を払っている状態で部屋をしばらく開けていたのに、大家さんが何故か退去して自国に帰ったんだと思ったらしく、置いていた荷物を全て段ボールに詰められた子がいて、、
その子が荷物を取りに行った頃にはもう既に別の人がその部屋に住んでいたそうです。
その子はその前にも少し契約についてゴタゴタしていたので、そういうこともあるんだと頭の隅に置きながら部屋探しをしました。
そして、その人がいくつか物件を持っていた大家さんだったので、友達から名前を聞いておいて、その大家さんからは借りないようにしました。
7. Referenceがいらない
あとは、不動産会社が管理する物件に多いのがreferenceが必要な部屋です。
大体それまでに住んでいた部屋の大家さんや職場の上司にお願いするのですが、私の場合は今頼めそうな人がいなかったので、referenceが必要無い部屋を選びました。
以上、私的部屋探しでのポイントでした!
結構個人的な条件も多いですし、私の住んでいる環境が留学に最適であるとは限りませんが、とにかくその留学生活に集中できるような場所で暮らすのが一番ですね。
大学は今週は新入生向けのオリエンテーションウィークなのでオンラインで色々なセッションを配信しているようです。
講義は来週から始まりますが、先日発表された新ガイドラインとダブリンがレベル3になっている影響を受けて、私の大学もダブリンではないものの大学内での規制を引き上げました。その為、クラスの最大人数が30人までとなってしまって、まだタイムテーブルの詳細(どのクラスが対面か等)は分からないのですが私の講義の予定にも少し変更が生じるのではと思っています。。
図書館もいつもは夜中まで開いているのですが、今は17時までしか開いておらず、人数制限もあるので事前にオンラインフォームを送ってからでないと入れないらしく、そもそも授業がない生徒はキャンパスに来ないようにと言われているので自宅で過ごす時間がほとんどになると思います。
私は集中できない時は図書館やカフェで勉強したい派なので、新学期不安でしかないのですが、とりあえずこの静かな新居で頑張ります。
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