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Story of My Life in Ireland

アイルランド大学留学記

治安・差別への心構え【アイルランド留学】

前回の記事でアイルランドのコロナウィルスに対しての反応を少し書きましたが、それからまた状況はアップデートされています…。渡航の際などはしっかりニュース、外務省や大使館などで最新の情報をチェックしてくださいー

 

では、とっても話題のコロナウィルス関係無しに、

アイルランドで差別ってあるのか、治安どうなのか、

気になりませんか?

 

またも私の個人的な感じ方であること前提で読んでいただけると助かります。

 

差別

まず、差別なんてものは世界中のどこでもあります。アイルランドだって例外ではありません。ただ、比較的優しい方が多い国ではあるかと思います…そう願います。

どうすれば良いのか、何を想定すれば良いのかというと…

 

多少の事は気にしない精神を持ちましょう。

 

1.ティーンは基本ノーカウントで

個人的に私は、ティーンエイジャーに何かされても‘差別’としてカウントしません。

なぜならば、彼らはただの反抗期だからです。

 

他にも経験した事ある方いらっしゃると思うんですけど、たまーーーーーに歩いていて石とか物を投げてくる中学生グループとかいるんです。私も1回住宅街を歩いていて小石が飛んできた事はあるんですけど、そんな時は無視です。

人に向かってなんて事を!とか、びっくりしたりすると思いますが、私だったら気付かなかったフリしてそのまま通り過ぎます。

それが安全にトラブルなくやり過ごす方法ですかね。

 

そして、後でその出来事についてもあまり気にしません。

やってはいけない事だけど、私は怪我しなかったからいいやーぐらいの心構えでいます。

勿論、怪我したら通報するなり大使館に報告するなりの対応が必要です!(オンラインで在留届の手続きをして在アイルランド日本大使館からのメールを受け取ると、たまに安全情報やこんなことがあったので注意してくださいという内容のメールが来ます)

 

ただ、どこの国にも素行の悪いティーンはいるし、彼らは別に日本人だからそういうことをするのでは無くて、ただ何か'違う'から目に付くのです。深い理由なんてありません。

近所に住んでいたりすると、またあったら嫌だなと思うかもしれませんが、その時は特別反応せずに、ホストファミリーやルームメイトにこんな事があったよーと念のため話しておくといいと思います。

 

あと、普通に歩いていて、道にたむろしているちょっと柄悪そうな若者たちが居たら目を合わせないようにしましょう。それが一番安全です。こちらからは何の用事もありませんので。

 

特に首都ダブリンは色んな人がいるし、チクチク尖ったティーンもいるのは仕方ないです。

差別は特別な意図が無いときとヘイトの意が有る時とがあるので、よっぽどの事でない限りは正直いちいち気にしていられません。結構日本でも無意識にしてますよね。

 

2.你好China?誰のこと?

あと、日本人は中国人と間違われる事が多くて、私も何度か道で你好された事があります。

これはどんな人にどんなトーンで言われるかにもよりますね…ただ、普通に歩いていて人に你好する事ってあんまりないですよね。

(アイルランドの人は田舎は特にすれ違う時ににHiyaって言ってくるのでそういうのには普通にHiyaで挨拶返します)

あまり良い言い方じゃなかったら無反応で聞こえなかったフリして去るし…

 

夏頃、香港のデモのニュースがアイルランドでも話題になっていたのですが、ホームステイ先に帰る途中に、向かいから歩いてきた女性に急に'Hong Kong'と大きい声で結構怖い言い方をされたことがあります。その時は、いきなりだった上に道幅が狭くて避けられなくて、向かい合った状態で言われたので、とりあえず何言ってるのこの人〜みたいな顔してめっちゃ早歩きで逃げました笑

後でホストファザーにこの話をしたところ、おそらく近所のメンタリーディスオーダーがある方だろうという事だったので私も気にしないことにしました。

こんな感じで若干とばっちり受けることも無くはないのです(今のコロナ差別もこういう状況ですよね)。

アイルランドはほかの国と比べて日本人が少ないので、アジア人=中国人みたいに思っている人もいるので(中には日本は中国語を話すと思っている人もいるぐらいです笑)日本人の区別がつかない人がほとんどです。

というか、日本人が中国人だと思われて失礼だと思うのもまた失礼な話ですし。。

 

3.Japanese girl? 

逆に、日本人だよね〜パターンもあります。

たまに日本の文化に興味があるなどの理由で話しかけてくる方がいらっしゃいます。

本当にごめんなさいなんですけど、私は安全のため道端やバスではお友達にはなりません(日本の文化交流を目的とした場などは例外です)。

ただ日本に興味があって話してくれる方もいると思うのですが、私にとってはリスクが高すぎるように感じます。

さっきも書いたように、アイルランドはアジア人を見て日本人だという考えに行き着く人は比較的少ないですが、ほかの国に旅行に行ってもAre you Japanese?って話しかけられる事たまにあると思います。

そんな時、私はまたまた'NO'作戦です。

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観光客っぽいと尚更狙われるので、普段から地元です〜感を出して堂々としてるのが一番です。

たまーにお店やレストランで店員さんにWhere are you fromされる事もあるのですが、そう言う時は大体Japanで返してます。そしてたまにArigatoって帰ってきます笑

 

境界線引くのは難しいし、それぞれの感覚にもよりますが、私のマイルールは『知らない人(特に道端)にはむやみに国籍を明かさない』です。

普通に友達になるのに国籍聞く必要って全くないじゃないですか。だったら何なんだよって思うんですよね。

失礼かなとか思って愛想良くしていたら舐められるだけなので、強気でいきましょう。

 

 

治安

治安は住んでいるエリアによっても違ってくるので一概にこうですとは言えませんが、まぁ比較的安全性は高いと思います。

ダブリンのこのエリアはあまり治安が良くない〜とかはあるので、お家探しする時などはちゃんとリサーチすることをお勧めします。

私は、ウォーターフォードとメイヌースというローカルなエリアにしか住んだことがないので、ダブリンに住むのとでは違ってくると思います。

安全といっても、日本の安全と海外の安全は違うので、十分注意しましょう。

 

1.勿論夜は注意

都会はもちろん、ローカルなエリアだったとしても夜中に公園などの若者が溜まり場にしそうなところに行く事は避けた方が良いです。

夜道を一人で歩くのはどこの国でも注意が必要なので言うまでもありませんね。

お店が閉まるのも日本より早いので、用事がないならお家にいるのが一番です。

ご飯に行ったり飲みに行ったりしてちょっと遅くなったら、なるべく誰かと帰る・ちゃんと家に着いたか連絡し合うとか、割と普通のことですよね。

 

 

2.街頭は暗め

日本の街と比べるとアイルランドの街頭ってちょっとオレンジっぽい感じで、あまり明明としていません。

なので道もちょっと暗めです。

大学は図書館は平日は0時まで開いているし、近くの道路も大きいので十分明るいですが、ホームステイしていた頃は、住宅街に入るとポツポツとしか明かりが無いエリアで、足元も良く見えないような道がありました。

閑静な住宅街だったので、暗くなってからはほかに歩いている人すらも居なくて逆に怖かったです。

 

3.危険は素早く察知

日本と比較するとやはりドラッグの浸透度は高いです。

たまに道端でハイになってる人とかもいるので、そういう時はとにかく近寄らないようにしましょう。

避けるためには普段から良く周りを見ることが大事です。。スマホ見てたりすると気づくのが遅れるのでシティセンターでは特に、周りの異常に気がつけるように最低限のアンテナを張り続けましょう。

ひったくりやスリなども、私は遭った事はありませんが、無くはないそうなので人混みは特に気を付けましょう。バッグのチャックをしっかり閉める、大きな長財布を使わないなど個人でも対策できます。

 

4.ホームレスは多い

特にダブリンではホームレスがここ数年で一層増えたように感じます。家賃が支払えなくなってしまったような若い方もたくさんいますし、移民の方がアイルランドに来たものの言葉が通じなくて仕事が見つからずにホームレスになってしまってるパターンも多いです。中には薬物依存が原因でお金が無くなってしまってる状況の方もいます。

道端でチェンジ下さーいって言っていて、ちっちゃい子がお父さんに小銭を貰ってホームレスの方に渡しているような光景もたまに見かけます。また、ホームレスの方を支援する団体が夜に飲み物などを配っていたりもします。

これについて支援するかは個人の自由ですが、そこまでデリケートに避ける必要は無いと思っています。

 

5.1ユーロでいいんだけど…

私が最近続けて遭遇したのは、お金をたかってくる人です。

ちょっと嫌だなって思いました。。ホームレスの方とはまたちょっと違っていて、服装からして低所得で生活が苦しいんだろうなぁっていう感じの人達です。。

 

ある時は、友達とお店を出た時に急に20代ぐらいの男の人に'Do you have 10 euro?'と言われました。'No.'って断っても'I'm begging you.'と食い下がられました。

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どんなに頼まれても絶対NOで通しましょう。これも舐められないように結構きつめに真顔で対応します。

その人は道で歩きながらいろんな人に聞いて歩いてました。

 

別の時は、一人でダブリンからバスに乗っていた時でした。私は2階にいて、その時は他にも人がたくさん乗っていました。

20~30代の男女2人組が乗ってきたのですが、なんだか執拗に他の人たちに時間を聞くんです。私はその時点でちょっと警戒していたので、イヤホンして、目も合わせないようにしていました。

なんと運の悪い事に、途中のバス停で2階にいた他の人たちが一斉に降りちゃったんです泣 (しかも私は終点まで行きたい)

めっちゃ降りるじゃん!と思って降りる人たちに紛れて私も下に移動しようと思ったのですが、その前にその女の人に隣(通路側)に座られてしまって。。

始まりました。'Do you have a change?'

NOといってもやはり食い下がる。しまいに'I'm having a baby.'と言い出し、'Even 1 euro is fine.'と。

とにかくここから逃げようと思って' Sorry but I don't have any. I gotta go.'と言ってなんとか1階に行って、別のお客さんの近くに移動しました。

その人たちも降車する時にまた別の人たちにも聞いて歩いてました。

 

2階建バスはちゃんと防犯カメラが付いているのですが、よっぽどでない限り運転手さんが助けてくれたりはしないので、ちょっと嫌な感じだなと思ったら運転手さんがいる1階に降りましょう。

基本的には人がたくさんいる時間帯などは十分安全だと思いますが、時間やルートによってはどんな人が乗ってるのか気を付けましょう。特に2階の一番後ろ。

 

6.署名、寄付

どこに行っても見かける光景だと思いますが、アイルランドにも道端で寄付や署名、新興宗教の布教活動をしている方々はいます。

素通りしましょう。

 

 

以上が個人的に見たアイルランドの差別・治安事情でした。

海外で暮らす際は、ある程度の覚悟は必要です。

 

日本の感覚だと人に話しかけられたら失礼のないように対応しないととか、英語で話しかけられたから一生懸命返事しようとか思ってしまうかもしれませんが、誰にでも愛想良くしていても良い事ないし、むしろ下に見られるので、ある程度の強さを(特に女性)持つことをおすすめします。

 

今回は割とマイナスな事中心の内容でしたが、決して全員がこうでは無いですよー。

バスにだって可愛いおばぁちゃんもいるし、お喋りなおじさんもいるし、ベビーカー運んであげてる心優しいティーンもいます。街もダイバーシティでユニバーサルです。

日本で暮らしている時とは少し違ったところに注意が必要だったりするだけです。

マイノリティーになるのは怖いとか不安に思うかもしれませんが、私は外国人として暮らすのが結構自分に合ってて好きだったりします。

ビクビクせずに自信持って生活して良いんです!

 

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