StoryofMyLifeinIreland

Story of My Life in Ireland

アイルランド大学留学記

ホームステイ vs 寮 ①

前からやろうと思ってたホームステイと寮の比較をしてみようと思います!

今まで私は、計3軒でのホームステイと2か所での寮生活を経験しました。

そのうち、ホームステイ3軒全てと1つの寮は高校留学、

もう1つの寮生活が大学留学です。(この夏にまたホームステイします)

 

大学の寮についてはこちら ↓

studyabroadinireland.hatenablog.com

 

比較するにあたって、高校留学と大学留学の条件がちょっと違うかなと思うので、何回かに分けて私的オススメの滞在方法を紹介できたらと思います!

(いつも通り、個人の体験を元にした紹介なので必ずそうなるとかではありません。)

 

初めはホームステイのメリット・デメリットです。

 

 

これまでのホームステイ歴

私が高校留学した時は、ボーディングスクールで寮生活でしたが、学期が始まる前にサマースクールで勉強した期間と長期休暇や寮がお休みのときはホームステイで、

その1年間は基本的に同じホストファミリーの家にお世話になりました。

ただ、どうしても予定が合わなくてホストファミリーが不在の際に別のホストファミリーに短期間受け入れていただきました。

 

1つ目のいつもお世話になっていたホストファミリーは、ホストマザーが一人暮らししている(わんちゃんと)お家でした。

2つ目は、クリスマス休暇の期間にお世話になったファミリーです。ホストマザーとホストブラザーが1人(もう1人の息子はすでに独立)住んでいました。

3つ目が、授業が全て終わってから帰国するまでの数日間お世話になったご夫婦です。

 

ホームステイのメリット

・ネイティブスピーカーと日常会話ができる。

・地域、近所のことに詳しくなれる。

・キッチン用品、日用品などを揃えなくて良い。

・一緒に食べるあったかいご飯。

・コミュニティ。

・他の家庭を体験できる。

 

日常会話。これは避けようがないです。

一つ目のホストマザーが英語の先生だったので、ご飯の時に毎日 “ Any news?” から始まって強制的に会話を続けないといけないスピーキングテストをよくしてました笑 

他にも、学校では習わないし使わないようなことわざ、アイルランドの習慣、価値観などが自然に身につくと思います。

 

ご飯はアイルランドの食文化を知るのに良いと思います。じゃがいもとかポテトとかジャガイモとか笑

(私はじゃがいも大好きなので全く苦痛に感じませんでした。)

3軒目のご夫婦はアイリッシュブレックファーストを出してくれて、朝から優雅でした。

アイルランドの料理に限らず、日本じゃあまり見かけない野菜やチーズなどもありますし、

個人的にはクスクスを初めて食べて世界が広がりました (おっきいバージョンのジャイアントクスクスも美味しい!) 笑

あとライスプディング!!好きな食べ物リストに追加しました!

何が言いたいのかというと、色んな物を食べてみるのも楽しみの一つということです!

 

次はコミュニティです。

特に一つ目のホームステイ先は期間も長かっただけあって、関係が深くて、

なぜかホストファミリーの親戚一同知ってます笑

ホストマザーのお父さんお母さん、兄弟姉妹、甥っ子・姪っ子まで。

留学生を受け入れるのは初めてだったらしく、家族全員で歓迎してくれました。

滞在中も本当にお世話になったし、今でも連絡とっていて(近いうちに泊まりに行く計画中)、ここ以上のホームステイ先はもうないんじゃないかと思ってるぐらいです。

 留学終了後も繋がっていられて、いつかまた訪ねたいと思う場所が出来るのは最高ではないでしょうか。

 

そして、私が挙げるホームステイのおすすめポイント第1位は、人様の家庭を体験できることです。

私はそれまで、自分の家族としか暮らしたことがなくて、自分の家族の当たり前がみんなの当たり前みたいな感覚でした。

でも、ホームステイしてみて

「あーお母さんはこれを何も言わずにやってくれてたのか」とか、

「うちの家族はここが良いな/もっとこうするべきだな」とか、

今まで全くきずかなかった事に気づきました。

16歳という早い段階で家を離れて、こういうことを学べて良かったと思っています。

 

ホームステイのデメリット

・当たり外れがある。

・生活リズムが違うこともある。

・通学にお金と時間がかかる。

 

当たり外れはホームステイ最大の問題ですよね。。

私は大当たりもありましたがちょっとはずれたなと思ったところもあります。

ステイ先は選べなかった(殆どの場合選べないかと思います)ので、運命に身をまかせるしか…。

 

正直はずれだと思ったのは、2つ目のファミリーです。申し訳ないんですけど、あまりにも生活リズムが合わなくてキツかったです。

メキシコ系の家族だったので、その文化で全体的に食事の時間が遅くて、夕食が9時すぎなんてことも。

今考えると自分でつまみ食いすればよかったと思うんですけど、当時はとにかく合わせなければと必死で空腹に耐えてました泣

ホストマザーはスペイン語で電話してたり、スペイン語のテレビを見てたりで、なかなか一緒に時間を過ごして会話するチャンスがありませんでした。

文化的に近いという面で、特に南米系の学生の満足度は高いファミリーでしたが私はちょっとビックリしちゃいました。

また、ホストブラザー(30代) が結構な日本のアニメオタクでいらっしゃって、日本文化に興味を持ってくれてるのはありがたかったんですけど、ポロッと出た日本人女子に対するセクハラ発言にドン引き。。

あー早く学校始まってくれって思ってました。

 

次は通学の手間です。

交通費は学生料金で乗れるし、日本の通学費より全然安い(私は日本でバスと地下鉄を使ってました) のでまぁしょうがないとしましょう。

ただ、時間がルーズ。

ダブリンのバスは意外と時間通りに来るなぁって(日本ほどじゃないですけど)最近思ってたんですけど、

メイヌースは20分後に来たり、5分前に来たり、意味がわからないです(そんな時はバスの中の時計が夜中の1時とかになってる率高し)。

ダブリンーメイヌース間はどうしても渋滞があるのでタイムテーブル通りにいかないことが多々あります。(今度バス通学になるので面倒くさいです。)

高校生の頃にもバスでサマースクールに行ったり、買い物に行ったりしてた時期があったんですけど、00分か30分の1時間に2本来るスケジュールなのに15分にバス停に行くとちょうどよくバスに乗れてました笑 (ダブリンから離れた街です)

たまに、同じ行き先のバスが2台一緒にバス停に到着することがあって、これは一体何時の便なんだろうと不思議で仕方なかったです。

毎日、授業に遅れないかハラハラするのはちょっと面倒くさいですよね(一応日本人なので遅刻したくない笑)。

 

 

ホームステイが一番よくあるパターンというか、どの目的の留学でも選択肢に入る滞在方法だと思います。

こうやってリアルな体験談を聞くとはずれたらどうしようとか思うかもしれませんが、

多くのファミリーはご存知の通りの国民性で温かく迎えてくれますし、合わなかったらステイ先を変えるのもひとつの手です。 

 

ホームステイ、私は好きです。

居心地が良かったお家はもちろん大好きですし、

はずれははずれで良い経験です。新たな文化を知りました。

 

次は、これと比べた寮のメリット・デメリットについて書きます!

 

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