コロナ禍で留学を考えている方へ
コロナで留学を諦めた、延期した、そんな方がたくさんいらっしゃる今。
それでもワクチンの接種が進んで留学の計画を再び進め始めた方も多いと思います。
パンデミックが始まってもうすぐ2年もの時間が経つことにびっくりです。。
コロナ禍での留学、アイルランドへの渡航はできますか?どんな状況ですか?等の質問をパンデミックの間いくつも受けてきました。そして最近は特に渡航予定の方からのご質問が増えています。
不安な気持ちや、留学したいのに行けなくて悔しい気持ちは私もとても良くわかります。なのでなるべく寄り添えられるように個別でお答えしてきました。
どうにもできないこの状況で右往左往するのは当たり前だと思いますし、私が現地にいることで少しでも手助けになれるのであれば光栄です。ですのでメールやDMでのやりとりを行うことは私も構いません。
しかし、これから留学される方が共通で理解すべきだと思うことがいくつかあるのでブログ記事で共有しておきます。
※追記:2022年1月末現在、アイルランドのコロナに関する規制はほぼ解除されています。
渡航の際の必要事項等に関しては最新の情報をご確認ください。
いつ規制が変わってもおかしくない状況である。
2日前の状況はもう現在の状況では無い、なんてことがしょっちゅうあるということは理解しておくべきだと思います。
留学準備を万端にしたい気持ちは本当によく分かりますが、もし前もって現地の状況を知りたいのであれば、その時の答えが自分が留学するときの状況だとは思わない方がいいです。
いくら現地で生活していても、流石にアイルランドの首相が何を考えて、どんなアクションを起こす予定でいるのかは分かりません。ニュースで何曜日の何時からこんな規制が加わりますよ〜と言われてからそれに従うだけなので、今後どうなるかを予言することはできません。
情報源には気を付けるべき。
コロコロ変わる状況の中で情報収集は超大事です。
留学前に英語のニュースを追うのは億劫に感じる方も多いかと思いますが、現地のニュースには自分でしっかり目を通すことをお勧めします。
たまに日本人の方が大体の内容を日本語に訳して発信していて、すごく便利で助かると思います。ですが、その方が最新のニュースを全て日本語にして伝えているのかは分かりません。もしかしたら忙しくて追えていないこともあるかも知れませんよね。
人が別のソースの情報を伝えている情報よりも、直接の情報を信頼した方がいいと思います。
アイルランドのニュースや大使館からの情報は自分でも確認して流れを追った方がいいです。
また、留学エージェントや語学学校、留学先のインターナショナルオフィス等に情報を求めた方が、Twitterで日本人に聞くよりも信頼できると思います。私もDM開けておいてこんなことを言うのはなんですが、(現地の日本人の方も親切で有益な情報を持っていらっしゃる方沢山いますが)在住者は所詮素人です。別に留学支援が仕事では無いので、基本ただのボランティアです。
特にコロナ禍での渡航に関しては、現地で生活している人に聞くことと、留学会社に聞くことは分けた方がいいかも知れません。
日常生活は留学開始直後は送れない。
本当に多いのが「日常生活への影響」に関しての質問です。
私は一応「ロックダウンになって大学が閉鎖しない限りは日常生活は送れていると感じる」と言う返答をしています。
でも、日常生活は人それぞれなので、クラブで遊べなくなったら日常じゃなくなる方もいるかも知れないし、バスでマスクをする時点で非日常に感じる方もいるかも知れません(日本人はともかくアイリッシュはそうかも、、)。
しかし、これから初めて留学される方が理解しておくべき事が一つ。
コロナがあろうがなかろうが、留学してすぐは日常生活は送れないと思います。。
まずはその国の文化になれる事から始まりますよね。自分の中の日常や常識とは違うことばかり。
あれもこれも買い揃えなきゃ、あの手続きしなきゃ、レストランってどうやってお金払うんだろう、電車ってどうやって乗るんだろうetc.
そもそも留学開始直後は慣れるまで大変だということはデフォルトです。もしかしたら日常生活の概念すらも変わるかも。。
それプラスでコロナの規制があるので覚悟は必要ですよね。
コロナ禍での観光はよく下調べするべき。
せっかく海外に留学するなら色々観光したいですよね。
(私もヨーロッパ圏内でもっと旅行しようと思ってました、、)
状況によりますが、海外旅行は、国境間の移動をするにあたって色んなことを調べなければいけなかったり、別の国の規制も把握しなければいけないので、ハードル高めだと思っていた方がいいです。
それでも(ロックダウン中でなければ)アイルランド国内で観光することもできるので、工夫次第で安全に楽しむことは出来ると思います。
ただし、コロナの影響で事前予約が必要になっている施設が多いので、必ずウェブサイト等を見て計画することをおすすめします。
私も少し前にリフレッシュがてらナショナルギャラリーに行きましたが、前の日に調べたらオンラインでの事前予約が必要になっていました。
せっかく行ったのに入れなかった、、なんて事が無いように確認必須です!
感染リスクと隣り合わせなのはどこでも同じ。
こんなに感染者が増えてしまった今、残念なことに、いつどこで誰が感染してもおかしくないと思います。
私も大学に行くにあたって、毎日感染するリスクを背負っていると感じています。
語学学校等でも感染する可能性は0ではないですよね。もしかしたらお店で感染するかも知れないし。言い始めたらキリがないです。
日本でも同じだと思いますが、感染を避けたいのであれば、行動を変えるしかありません。
人が多いところを避ける、ホームパーティーには行かないでおく、マスクをする、手洗いをする、、
自分の身は自分で守るしかないので、自分でコントロールするのみです。
それを留学中にしなければいけないのってちょっと残念かも知れません。せっかくだから思いっきり楽しみたいと思いますよね。
でも自分が感染しない事が周りを感染させないことに繋がって、学校を休校にさせないことにも繋がるので、感染対策はどこの国でも同じように行いましょう。。
渡航の判断は自分ですべき。
最後に、渡航できるかどうか決めるのは自分です。
私はとやかく言う立場にないので、渡航出来る/出来ないの返答はできません(おそらく他の現地の方々も)。もしも、他の誰かが言えるとしたらそれは留学エージェントか語学学校、もしくは政府です。
私はただの大学生なのであまり厳しい事は言いたくありませんが、(コロナ禍に関わらず)留学するかしないかの判断を他の誰かにさせてはいけないと思います。
自分の意思を持って渡航しないと留学生活持ちません。。コロナ禍で留学生活を送ることに対して、難しさを理解した上でそれでも留学したいと思うのであればもちろん私は応援するのみです。
私も留学がダメになりそうになった事があるので、行けるのか分からない状況がどんなに不安か知っています。また、私もコロナで一時帰国をしてからアイルランドに戻って来る時に渡航すべきかはすごく悩んだので、誰かに相談したいと感じるのも本当に良く分かります。
ですので、メール等はいつでも歓迎です。(私の返信が長くていつも申し訳ないです、、笑)
ただし情報を発信することでお役に立てるのは嬉しいのですが、発信する側としての責任も感じています。
情報が溢れている世の中で大きな決断をするにあたって、これから留学される皆さんの参考になればと思って記事に書いてみました。
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